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自転車でショアジギング|秋の青物を軽装で狙う

自転車×釣行スタイル

自転車で青物を狙いたいのに、ロッドの長さで二の足を踏んでいませんか。

リュックに差して走ると、段差のたびに穂先がしなって落ち着かない。そんな経験、ありませんか。

秋はワカシやイナダが堤防から届く、自転車ショアジギングの好機です。この記事では、仕舞55cm前後のパックロッドと40gまでのジグを中心にした道具選びをまとめています。

自転車ショアジギングは「40gまでのジグ」が目安

自転車で行くとき、最初に困るのはロッドの長さです。ショアジギ用ロッドは9〜10ftの1ピースが主流です。これはそのままでは自転車に積めません。

次に困るのが帰りの荷物です。青物が釣れれば、魚と氷でクーラーが重くなります。行きは身軽でも、帰りの積載まで考えておく必要があります。

正直、最初につまずくのはたいてい積み方です。ロッドをリュックに立てれば、段差で穂先が暴れます。クーラーを後付けすると重心が上がり、ふらつきます。

グリップも長いモデルが多く、走行中は結局ロッドケースが必要になります。ケースが増えると、それだけで積載がかさみます。

この2つを先に片付けると、方向性は自然と決まります。ロッドはマルチピースか振出のパックロッド。ジグは40gまでの範囲でそろえます。これが自転車ショアジギングの現実解だと考えています。

狙うのはワカシ・イナダ(ツバス・ハマチ)・サゴシ・ソウダガツオです。堤防や地磯から届く、小〜中型の青物が中心になります。よく釣れるのは9〜11月で、朝マズメが一番の勝負どころです。

ロッドは仕舞寸法55cm前後が分かれ目

6本に分けたパックロッドとリール、短いロッドケースをコンクリートの上に並べた写真
自転車で運ぶなら、仕舞55cm前後が基準になります。ロードバイクのシートポストやフレームバッグに収まりやすい長さです。

ショアジギ専用ロッドの多くは9〜10ftの1ピースです。仕舞寸法も90cm近くあります。フレームに斜め掛けしても、前輪や足元に干渉します。自転車で持ち出すなら、マルチピースか振出構造の一択です。

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本命になるのは、全長2.90m・6本継のパックロッドです。仕舞54.6cm、自重160g。キャストウェイトは8〜40gまで対応します。

対応PEは0.5〜1.5号です。ライトショアジギの主要ラインをそのままカバーできます。

予算を抑えたいなら、振出タイプも選択肢です。

全長8.0ft、仕舞70.0cmの振出モデルです。釣り場に着いたら、すぐに伸ばして使えるのが魅力です。ただしルアーウエイトは5〜28gまでです。40g級を主力にしたい人には少し物足りません。

遠投重視なら、9ft台の4ピースという手もあります。シーバス用のモバイルロッドにこのクラスがあります。ルアーウエイトは35g前後、自重は160g台が目安です。仕舞寸法は75cm前後、専用ケースだと80cmを超えます。

正直、この長さは自転車には向きません。フレームバッグに収まりきらない車種が出てきます。積載方法が決まっている人向けの選択肢です。

仕舞寸法で並べると、54.6cm・70.0cm・75cm前後の順です。自転車の荷室に合わせて選べば失敗しません。

仕舞50cm以下のパックロッドをまとめて比較したい人は、こちらもどうぞ。

リールとラインは1セットで兼用する

リールはショアジギ専用に買い直さなくても大丈夫です。サーフやシーバスと兼用できます。

基準は3000〜4000番のスピニングリールです。40gのジグを投げるので、ドラグに余裕がある番手を選んでおくと安心です。ギア比はノーマルでもハイギアでも構いません。ハイギアの方が、青物の追い食いに対応できます。

PEラインは1号前後を目安にしておけば大きく外しません。リーダーはフロロの20〜25lbを1ヒロ結んでおきます。青物は歯と尾の付け根がザラついています。横に走られるとリーダーが擦れるので、太めにしておくと安心です。

ジグには専用のアシストフックを使います。市販のジグは付属していることが多いですが、傷んでいたら交換しておくと安心です。

ジグは重さを3段だけ持っていく

大きさの違う3本のメタルジグと小さなタックルポーチ
自転車で運べる荷物には限りがあります。だからジグは重さを3段だけに絞るのがおすすめです。具体的には20g・30g・40gの3種類です。これだけで朝マズメの潮況や風の変化にはほぼ対応できます。

  • 20g:無風に近い日、着底が分かりやすい状況で使う
  • 30g:標準。迷ったらまずこれを結ぶ
  • 40g:風が強い日、潮が速い日、遠投したい場面

リアバランス系は失速しにくく、遠投で飛距離を伸ばせます。センターバランス系は操作性が高く、アクションを付けやすいです。カラーやアクションは好みが分かれます。まずは定番のセンターバランス系を選んでおけば扱いやすいです。

3段だけならポーチ1つに収まります。現場で迷う時間も減ります。

釣れた青物をどう積んで帰るか

堤防に置いたイナダとフィッシュグリップ、荷台にソフトクーラーを積んだ自転車
青物が釣れた後の話です。自転車ショアジギングでいちばん悩むのはここです。

魚が上がったら、まずタモですくいます。血抜きをしておくと、持ち帰り後の身質が安定します。青物は歯や体表がザラついています。フィッシュグリップがあると、安全に扱えます。

大型が掛かると、タモがないと取り込みが不安定になります。自転車で運ぶなら、柄も仕舞寸法で選びたいところです。

全長3.0m、12本継で仕舞34cmの柄です。自重420gと軽くはありませんが、ロッドと同じバッグに収まります。

タモの持ち運び方や収納の工夫は、こちらにまとめています。

問題は魚を締めた後です。イナダやハマチクラスだと、クーラーのサイズが持ち帰りの上限になります。

容量20Lのソフトクーラーで、内寸は33×26×24cmです。40cm級だと内寸33cmには入りきらず、尾を曲げて収める形になります。それでも収納時は30×39×厚さ12.5cmです。行きは薄く積んで、帰りだけ膨らむのが自転車向きです。

容量違いのソフトクーラーを比較したい人は、こちらもどうぞ。

氷を入れると、クーラーだけで2〜3kgになります。魚の重さもここに乗るので、リアキャリアかサドルバッグ側に振り分けると走行が安定します。

走りと安全の装備は使い回せる

夜明け前の海沿いの道で前後ライトを点けた自転車、トップチューブにロッドケース
朝マズメ狙いだと、家を出るのは必然的に暗いうちです。前後のライトと反射材は、必ず用意しておきましょう。

路面が読みにくい時間帯です。見慣れたルートを選ぶと安心です。スピードは控えめに、ブレーキは早めが無難です。明るくなるまでは、それだけで十分です。

自転車釣りのライフジャケットについては、こちらにまとめています。

秋は朝晩と日中の気温差が大きい季節です。走り出しは寒くても、帰りは汗ばむこともあります。

服装のレイヤリングは、こちらの記事に詳しくまとめています。

まとめ

自転車ショアジギングは、ロッドとクーラーの2点を押さえれば十分です。あとは今の装備を使い回せます。

  • ロッドは仕舞55cm前後、ジグは40gまでを目安にそろえる
  • リールとラインは他ジャンルと兼用できる
  • 帰りの荷物(魚+氷)を先に想定して、クーラーとタモを選ぶ

次は40gのジグを持って、朝マズメの堤防に出てみようと思います。

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