自転車釣行は、荷物の軽量化とコンパクト化が命です。車やバイクと違って積載に限りがあるので、道具の「かさばり度」がそのまま釣りの快適さを左右します。
なかでも私が長く悩んだのが、タモ(ランディングネット)の持ち運びでした。大物には欠かせないのに、長くてかさばる。自転車にどう積むか、どう収納するか——ここを解決できると、釣行がぐっと身軽になります。
この記事では、タモの選び方と持ち運びのコツ、そして自転車釣行で使いやすいランディングネット・玉の柄を8本紹介します。
自転車釣行でタモがかさばるという悩み
自転車に積む釣り道具で、特にかさばるのが次の3つです。
- 釣り竿・ロッド(コンパクトなパックロッド推奨)
- タモ網(ランディングネット)
- クーラーボックス(釣り物によっては省略可)
ロッドはパックロッドでコンパクトにできますが、タモは意外と見落としがち。長い玉の柄をそのまま積むと、走行中に振られて危ないこともあります。
ロッドの持ち運びについては、こちらの記事も参考にしてください。
そもそもタモは必要?持つべき理由
「ライトゲームだから抜き上げればいい」と思っていた時期もありましたが、釣りでは不意に想定外のサイズが掛かるものです。タモがないと、こんな困りごとが起きます。
- 無理に抜こうとして、竿やリールを破損するリスク
- ラインブレイクやノットのやり直しで時間をロスする
- 魚体に針が残ったままリリースしてしまい、魚に負担をかける
特にPEラインのノットを暗い中で組み直すのは、地味にこたえます。タモがあれば、安全かつスムーズに、そして魚にやさしくランディングできます。
自転車釣行のタモの選び方
タモを選ぶときに私がチェックしているポイントです。
① 長さ(玉の柄の全長):釣り場の高さ+1mが目安。
堤防や護岸など、足場が高い場所では長めが安心です。低い護岸や河川なら短めでも足ります。
② 仕舞寸法:自転車釣行は短いほど正義。
バッグに入れて運ぶなら、仕舞寸法が短い折りたたみ式・小継ぎタイプがベストです。50cm以下ならリュックにも収まりやすくなります。
③ 素材と重量:軽さで取り回しが変わる。
アルミやグラスファイバー、カーボンなど軽量素材だと、ランディング時の操作が楽になります。
④ ネットのコーティング:ラバー系が魚にやさしい。
ラバーコーティングのネットは、魚体を傷めにくく、フックの絡みも軽減できます。リリース前提の釣りでは特におすすめです。
さらに、ジョイントパーツ(折りたたみ化する部品)や、バッグ・服のベルトに掛けるフックがあると、携帯性が一気に上がります。
バッグに入るおすすめランディングネット5選
自転車釣行で使いやすい「仕舞寸法が短い・折りたたみ式・軽量」なモデルを中心に紹介します。
① プロックス オールインワンミニSE
玉の柄・ネット・フックまでセットになったオールインワンで、コスパに優れます。仕舞寸法が短く携帯性も良好。これ1つで完結するので、最初のタモとして選びやすい一本です。
② メジャークラフト ヘキサネット
アルミフレームで軽量、折りたたみ可能なモデルです。六角形フレームでシーバスクラスもランディングしやすい設計。ネットはやや浅めなので、大物狙いのときは深さを確認しておくと安心です。
③ プロックス アルミフレーム(ラバーコーティング)
網がラバーコーティングで、魚体にやさしいのが特長です。玉の柄は別売りのことが多いので、シャフトと組み合わせて使います。折りたたみ不可のモデルもあるため、持ち運び方法は工夫が必要です。
④ おり釣具 Friday ランディングセット
たも網・玉の柄・ベルトがセットでコスパが高い一式です。仕舞寸法52cmでバッグにも入り、自転車釣行との相性は良好。届いてすぐ使えるのもうれしいポイントです。
⑤ タカミヤ ラストウィニング ランガンシャフト
たも網・玉の柄・ベルトが付属し、扱いやすいセットです。全長270〜390cmで、堤防釣りやバス・シーバスにちょうど良いサイズ感。ランガン(移動の釣り)を意識した名前のとおり、機動力重視の人に向いています。
バッグに入るおすすめ玉の柄(ランディングポール)3選
すでにネットを持っている人や、長さを使い分けたい人には、玉の柄単体もおすすめです。
① SANLIKE 玉の柄 ランディングポール
全長のラインナップが豊富で、選びやすいモデルです。300cmモデルは仕舞寸法約41cmと、携帯性が抜群。コスパも良く、入門用にも向いています。
② テイルウォーク CATCHBAR 改 SUPER MICRO 300
仕舞寸法34cmと最短クラスで、バッグにすっぽり収まります。携行性を最優先したい自転車釣行に、特に向いた一本です。
③ ダイワ ランディングポール2 500
全長500cmと長めで、足場の高い堤防や高所にも対応します。肩掛けベルト付きで持ち運びも安心。一本でいろいろな釣り場に対応したい人におすすめです。
タモを自転車に積んで運ぶ方法
バッグに収まらない長さのタモは、自転車に固定して運ぶのが便利です。私や周りの釣り仲間が実践している方法を挙げておきます。
- ホームセンターの塩ビ管で、ロッド&タモホルダーを自作する
- 100均の傘ホルダーを改造して固定する
- 市販の自転車用ロッドホルダーを取り付ける
DIYは安く自分の自転車に合わせて加工できる反面、手間がかかり見た目も気になることがあります。手軽に確実に固定したいなら、市販のロッドホルダーが結局いちばんラクだと感じています。
持ち運びを快適にする便利グッズ
タモ本体に加えて、次のような小物を組み合わせると、携帯性が劇的に向上します。
- ジョイントパーツ(玉の柄を折りたたみ化するパーツ)
- バッグ用フック・ベルトクリップ
- ショルダーベルト付きの玉の柄ケース
特にジョイントパーツとフックは、安価なわりに効果が大きいので、私はまず最初に導入しました。
よくある質問
Q. ライトゲームでもタモは必要ですか?
アジングやメバリングでも、不意の大物(シーバスやチヌなど)が掛かることがあります。足場が高い場所では特に、コンパクトなタモを1つ持っておくと安心です。
Q. 自転車に積むなら仕舞寸法は何cmが目安ですか?
バッグに入れるなら50cm以下、できれば40cm前後だとリュックにも収まりやすいです。フレームに固定するなら、もう少し長くても問題ありません。
Q. ネットはラバーと無垢、どちらがいいですか?
リリースが多いならラバーコーティングがおすすめです。魚体を傷めにくく、フックも絡みにくいので、結果的にランディングがスムーズになります。
まとめ
- 大物狙いではタモと玉の柄は必須。不意のサイズにも安全に対応できる
- 自転車釣行は「仕舞寸法が短い折りたたみ式」+「携帯パーツ(ジョイント・フック)」が実用的
- 釣り場の足場の高さと移動距離から、適切な全長・仕舞寸法を選ぶ
快適に持ち運べれば、タモは荷物ではなく頼れる相棒になります。あわせて、ロッドケースや車体選びの記事も参考にしてみてください。
















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