最初のころは、ツーピースのロッドをケースに入れて、肩にかけて走っていました。
自転車にまたがるときにロッドケースの先が引っかかって体勢を崩しそうになるし、高架下をくぐるときは天井にぶつけないか毎回ヒヤヒヤ。気を使いながらの走行が続いて、釣り場に着く前にすでに疲れているという……。あれは正直なんとかしたかったです。
自転車釣行は「荷物をどう持っていくか」で快適さがほぼ決まります。カスタムが整うと、走りながら釣り場を変えていくランガンスタイルがぐっと楽しくなります。この記事では、実際に使って効果を実感した6つのカスタムを紹介します。
自転車釣行カスタム6選:一覧
| カスタム | 優先度 | 効果 |
|---|---|---|
| ① ロッドホルダー | ★★☆ | 両手が空く・ロッド破損防止 |
| ② 防水バッグ・パニアバッグ | ★★★ | タックル・着替えを雨から守る |
| ③ リアキャリア・フロントラック | ★★★ | 積載量アップ・重心安定 |
| ④ スタンド強化 | ★★☆ | 荷物満載でも転倒しにくい |
| ⑤ フレームバッグ | ★★☆ | ルアー・小物をすぐ取り出せる |
| ⑥ タイヤ・フェンダー | ★☆☆ | 悪路対応・泥跳ね防止 |
②と③は特に効果が大きく、この2つを先に揃えると釣行のストレスが一気に減ります。①のロッドホルダーは、ロッドがフレームバッグやリュックに収まらない長さなら、②③と一緒に揃えたいカスタムです。
① ロッドホルダー

ロッドがフレームバッグやリュックに収まらない長さなら、最初に入れてほしいのがこれです。両手でハンドルを握れるようになるだけで、走行中の安心感がまったく変わります。ロッドを手持ちすると、段差のたびに先が跳ねて怖いし、転んだときに真っ先に折れるのもロッドです。
逆に、フレームバッグやリュックに収まる長さのパックロッドなら、ロッドホルダーはなくても困りません。そのぶん、防水バッグやキャリアを先に揃えるのがおすすめです。優先度を★2つにしているのはこのためです。
取り付け位置は、後ろのフレーム(シートステー)やリアキャリアに固定するタイプが中心で、フロントフォークやハンドルに付けるタイプもあります。走行バランスの面では、後ろ寄りの方が安定します。
サドルの下のシートポストに付けるのはおすすめしません。サドルにまたがりにくくなるうえ、ロッドの位置が高くなって、枝などに引っかかる原因になります。
InMotion Bike Fisherman|ロッド2本を固定できるリアフレーム取り付けタイプ
- 2本同時に固定できるので、スピニング+ベイトの2タックル持ちが快適になる
- ロッド固定バンド付きで、段差を越えてもロッドが跳ね上がらない
- ハンドル操作に干渉しない後方取り付けで走行バランスへの影響が少ない
- 足の大きい方はペダリング時にかかとが当たる場合があるので要確認
DeeRace 釣り竿ホルダー|シンプル構造でコスパ重視の方に
- フロントフォーク・リアラックなど複数の取り付け方式に対応していて自由度が高い
- 構造がシンプルで軽量。余計な機能がない分、価格が抑えられている
- 付属の結束バンドは細めなので、走行前に太いものに交換しておくと安心
Peosaard 釣り竿ホルダー|ハンドル取り付けで取り出しやすさ重視なら
- ほとんどのハンドル径に対応。取り付け角度を360度調整できる
- ハンドル近くにロッドを置けるので、釣り場でサッと取り出せる
- 着脱や角度調整に工具が必要。走行中の振動でずれないよう最初にしっかり締めておくこと
② 防水バッグ・パニアバッグ

タックルボックス・着替え・財布・スマホを雨から守るために、防水性能のあるバッグは必須です。特に海沿いの釣行では、波しぶきや急な降雨でバッグがびしょ濡れになることが普通にあります。「防水じゃなくていいか」と思って後悔した経験が一度あると、次からは絶対に防水を選ぶようになります。
パニアバッグは後輪の左右に装着するタイプで、重心が低く安定するのが特徴。タックルや着替えを左右に分けて入れ、ソフトクーラーはリアキャリアの上に載せてバンドやロープで固定すると、荷物全体のバランスが取れます。
MRSXXNTY パニアバッグ|大容量25Lで荷物が多い人向け
- 25Lの大容量でウェーダーや替えウェアなど嵩張る荷物も入る
- 防水設計でお手頃価格。コストを抑えて試してみたい方に向いている
- 1個あたりの価格が分かりにくい表記になっていることがあるので購入前に確認を
ROCKBROS(ロックブロス) パニアバッグ|ロールトップで防水性を高めたいなら
- ロールトップ構造で口を何重にも巻いて密封できる。防水性が高く、雨が多い釣行に向いている
- 近年自転車パーツで存在感を増しているブランド。コストパフォーマンスが高い
- 肩掛けひもがないので、自転車から外した後の移動はやや不便。釣り場での取り回しを考えると別途ショルダーがあると便利
③ リアキャリア・フロントラック
クーラーボックス・ロッドケース・折りたたみ椅子など、かさばる荷物を積むにはキャリアが必要です。荷台があるとないとでは積載量がまったく違う。自転車釣行を本格的にやるなら、最初から装着しておくことをおすすめします。
リアキャリアとフロントラック、どちらを先に付けるかはよく迷いますが、初めてならリアキャリアから始めるのが正解です。重いものを後ろに積む方がハンドル操作への影響が少なく、走行が安定します。
④ スタンド強化

釣り場で自転車を立てかけておく場面は想像以上に多いです。荷物を満載した状態で風にあおられて倒れると、ロッドが折れる・リールが傷つく・最悪クーラーが開いて中身が散乱する、という三重苦になります。
細い一本スタンドは荷物が増えると不安定になりがちです。おすすめは二本足タイプのセンタースタンドで、左右2本の足で支えるので、荷物を積んだ状態でのグラつきが大幅に減ります。ただし、フレームの形によっては付けられない車種もあるので、取り付ける前にフレーム形状を確認してください。
GIZA PRODUCTS バイシクル スタンド|アタッチメント豊富でどんな自転車にも対応
- 豊富なアタッチメントでフレーム形状を選ばず取り付けられる
- ディスクブレーキ車にも対応。最近の自転車でも問題なく使える
- 角度と長さの調整に少し慣れが必要。最初はゆっくり調整するのがコツ
AKI WORLD OPEN DOUBLE STAND|安定感を重視するなら二本足のセンタースタンド
- 二本足で支えるので、クーラーや荷物を積んだ状態でもしっかり自立する
- 使っていないときはすっきり収まるデザインで見た目を損なわない
- 他のスタンドより重量があるので、軽量化を重視する方は注意
⑤ フレームバッグ・トップチューブバッグ
ルアー・スナップ・リーダー・補給食など、「すぐ取り出したい小物」の収納場所として活躍します。パニアバッグは大きいものを入れるのに向いていますが、走りながら頻繁に取り出すものには向かない。フレームバッグがあると、釣り場に着いてすぐ動けます。
タモ・ランディングネットを折りたたんでフレームバッグに入れておくと、取り出しがスムーズになるのでおすすめです。
⑥ タイヤ・フェンダー
河原・砂利道・舗装が荒れた堤防など、釣り場周辺の路面は意外と荒いことが多いです。荷物を積んだ状態では通常よりパンクリスクが上がるので、少し太め・耐パンク性の高いタイヤに替えておくと、長く釣行を続けるほどパンクで困る場面が減ります。
泥除け(フェンダー)は地味に重要で、河川や砂浜での釣行ではタイヤが巻き上げた泥がウェアとタックルに直撃します。後からつければいいと思っているうちに汚れ続けるので、早めに付けることをおすすめします。
自転車タイプ別おすすめカスタム
| 車種 | 特徴 | 優先したいカスタム |
|---|---|---|
| クロスバイク | 舗装路中心・スピードと積載のバランスが良い | リアキャリア・ロッドホルダー |
| MTB | 河原・悪路の走破性が高い | パニアバッグ・スタンド強化 |
| E-BIKE | 長距離・坂道でも疲れない。積載量も多め | ロッドホルダー・フロントラック |
| ミニベロ・折りたたみ | 車載・輪行釣行に最適。コンパクト収納 | フレームバッグ・ソフトクーラー |
自転車タイプ別のより詳しい解説はこちらから。
まとめ:まず防水バッグとキャリアを揃える
カスタムは一度に全部やらなくていいです。まず「防水バッグ・キャリア」の2点を揃えると、荷物を雨から守れて、かさばる荷物も積めます。ロッドがフレームバッグやリュックに収まらない長さなら、ロッドホルダーも一緒に揃えてください。荷物を積んで走るなら、スタンド強化も早めに揃えておくと安心です。それ以降は自分のスタイルに合わせて少しずつ追加していくのがおすすめです。
荷物の運び方が改善されると、釣り場を気軽に変えられるようになります。「あそこのポイント、ちょっと見てこよう」という動きが増えて、釣行がどんどん面白くなります。















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